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味の素、バングラデシュで包装工場稼働

2013年1月21日 (月)

フード味の素は21日、バングラデシュの首都ダッカ郊外にあるトンギ地区の工業団地でコンシューマー向けうま味調味料「味の素」の包装工場を建設し、今月から本格稼働を開始したと発表した。

バングラデシュ人口が1.6億人と多く、米を主食としており、味の素との親和性の高い豆スープ・野菜カレーが好まれていることから、「今後の市場成長が期待できる」と判断した。

バングラデシュ味の素社は法人設立当初、インドネシア味の素社から味の素の完成品を輸入・販売していたが、新工場を建設し、タイから輸入した原料の小分け包装を開始。

また、工場新設に合わせて同一建屋内に本社、営業事務所も移転し、顧客のニーズに合った包装容量への対応など、迅速な販売活動が可能になった。

同社は「2016年に売上高約30億円、コンシューマー市場で調味料ナンバーワンを目指す」としている。