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ボルティモア港で橋崩落、物流への影響懸念

2024年3月27日 (水)

国際米東部メリーランド州ボルティモアで26日に起きた連絡橋の崩落事故では、人的被害が確認されているとともに、今後の物流への影響も懸念されている。

同港と姉妹港協定を結ぶ名古屋港湾管理組合の資料によると、ボルティモア港は首都ワシントンからフィラデルフィア一帯の消費市場を背後圏に有しており、取扱量の60%をコンテナ貨物が占めるほか、完成車、RORO貨物、材木、プロジェクト貨物などを処理。2023年の一般貨物取扱量は1170万4000トン、RORO貨物取扱量131万5000トン、コンテナ871万7000トン。TEUベースでは、輸出入合わせて112万6500TEU、完成車台数ベースで38万9000台を取り扱っており、国際物流への影響も懸念される。

ボルティモア港を管轄するメリーランド州港湾局のコメントでは、現在、ボルティモア港への船舶の出入りは停止し、再開時期は未定。トラックによる海上ターミナルでの作業については継続しており、ボルティモア港が閉鎖されているわけではないとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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