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ナスタ調査、再配達が多いのは小型荷物

2024年4月5日 (金)

ロジスティクス郵便受け・宅配ボックスシェアサービスを展開するナスタ(東京都港区)は4日、宅配ドライバー400人を対象にアンケート調査を実施し、厚さ3.5-7センチの小型荷物が全体の3割を占め、多くが再配達を余儀なくされていることを発表した。この調査は、郵便受けや宅配ボックスの利用促進を目的として行われた。

調査結果によると、ドライバーは一日平均97.7個の荷物を配達し、そのうち3割が3.5-7センチの小型荷物だ。また、再配達が特に多いのは、「厚さ7センチ程度の大型郵便や小型荷物」と「厚さ3.5センチ程度の大型郵便や小型荷物」であった。7割のドライバーが、これら小型荷物が複数投函できれば、再配達が削減されると回答している。

国土交通省の調査によると、2022年度の宅配便取り扱い個数は50億個を超え、トラックドライバーの時間外労働960時間上限規制の影響で物流業界は再配達削減を急務としている。ナスタの調査は、宅配ボックス普及の重要性と、再配達問題解決に向けた具体的なデータを提供している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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