調査・データジョーンズ・ラング・ラサール(JLL、アメリカ)はこのほど、2023年第4四半期の世界主要都市での不動産賃料動向をレポートした。
それによると、グローバル物流不動産市場では、世界的な金利上昇やインフレ圧力など不確実性が高まるなかで、テナント企業が慎重姿勢を崩さず賃借の意思決定が遅くなっていることから、アメリカとヨーロッパの賃貸借は新型コロナウイルス禍前の水準に落ち着きつつあるが、その一方で、第4四半期におけるアメリカの総賃貸借面積は前期比17%増と7四半期ぶりに増加に転じるなど好況な面も見られるとしている。
また、アジア太平洋地域では、総賃貸借面積の変動が過去最高を更新したという。
賃料は全体的に上昇基調が続いているが、上昇ペースは減速傾向にあるとしている。
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