商船三井、アフリカでの事業拡大を見据え出資

ロジスティクス商船三井は8日、アフリカでのグループ事業拡大を目指すため、アフリカ最大級のベンチャーキャピタルNovastar Ventures（ノバスターベンチャーズ）が運営するアフリカスタートアップ向け投資ファンド「Novastar Ventures People and Planet Fund III LP」への出資を決定したと発表した。

ノバスターは、年間100社以上のアフリカのスタートアップ企業をスクリーニングし、社会課題の解決や経済発展に貢献する企業への投資実績を持つ。同社が運営する同ファンドへの出資を通じて、パートナーとなり得る有望なスタートアップ企業などの最新情報を獲得することで事業展開の推進を図る。

▲ノバスターの出資先企業の電気バス（出所：商船三井）

同社はアフリカ発着の海上輸送を行っており、昨今では海上輸送だけでなく航空輸送のフォワーディング事業、陸上輸送、倉庫事業、日本の中古農機輸出事業などを展開。今後の展望としては、急激な人口増加や再生可能エネルギーに寄与する豊富な資源を有するアフリカにおいて、海運をベースとした物流事業の更なる拡大と、グリーンエネルギーなどの分野での事業機会の創出と推進に注力する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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