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第24回物流懇談会を開催、物流連

2024年4月9日 (火)

イベント日本物流団体連合会(物流連、東京都千代田区)は8日、第24回「物流懇談会」を開催した、と発表した。4日に学士会館(東京都千代田区)で開かれた。

▲講演する明珍・川崎汽船社長(出所:日本物流団体連合会)

物流連懇談会は、物流業界の幅広い会員の参加を得て、会員への情報提供、会員相互の情報交換・交流のために実施している。今回は、日本船主協会の会長・川崎汽船社長の明珍幸一氏が「海運業界の競争力強化〜低・脱炭素化社会の実現と海事人材の確保について〜」と題して講演した。会員企業の代表者や幹部ら59人の参加があった。

講演は、外航海運の役割と現状、日本商船隊の国際競争力の強化に向けて、川崎汽船グループの低・脱炭素化、社会の低・脱炭素化、優秀な海事人材の確保育成というテーマに沿って進められた。

日本の経済、国民生活を支える海運が、世界の海上輸送量が増え続ける中、今後も使命を果たしていくには、日本商船隊の国際競争力強化が必要だとした。また、脱炭素化について、2050年のネットゼロ実現に向けた現実解として、CCS(CO2の回収、貯留)事業の意義などに言及したという。