ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

物流連、低炭素・脱炭素化推進に向け意見交換

2022年3月14日 (月)

環境・CSR日本物流団体連合会(物流連)は11日、「物流分野における低炭素・脱炭素化推進に向けた情報交換会」の第3回会合を開催したと発表した。

▲会合の様子(出所:物流連)

会員企業・団体から21人が参加し、自社で取り組む低炭素・脱炭素化に向けた活動をプレゼンテーションで紹介。郵船ロジスティクスと日本貨物鉄道(JR貨物)、環境優良車普及機構の3者が、環境配慮に向けた取り組みを具体例を交えて説明した。

SAF(持続可能な航空燃料)の利用促進プログラムへの参画をはじめ、カーボンニュートラル達成に向けた社内プロジェクトの設置、次世代車両の導入支援などの事例を紹介。各者が抱える課題について、委託先を含めたデータ収集が難しいことや自社単独では達成が困難であること、さらに商用車への補助の充実が課題であることなどを発表。活発な質疑応答を繰り広げた。

最後に、事務局より2022年度の活動計画案が提案された後、参加メンバーから協調領域と競争領域を区別しながら低炭素・脱炭素化に向けて協調できる領域を議論していくことが重要であるとの問題が提起なれるなど、会合の役割を再認識する機会となった。