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道路貨物運送業の倒産は3年連続増、TSR調査

2024年4月9日 (火)

調査・データ東京商工リサーチ(TSR)は9日、2023年度の道路貨物運送業の倒産件数は前年度比31.1%増の345件だった、と発表した。3年連続で前年度を上回る結果で、年度で件数が300件台に乗ったのは14年度以来9年ぶりとなった。

四半期別では、23年4-6月が前年同期比11.6%増(67件)、7-9月が同63.3%増(98件)、10-12月が27%増(94件)、24年1-3月が24.6%増(86件)と、いずれも前年同期を上回る高水準で推移した。

資本金別でみると、1000万円未満が253件(50.5%増)に及び、全体の73.3%を占めた。中小・零細企業の厳しい情勢が続いている。

また、「人手不足」関連倒産は48件で前年から2.2倍に急増し、集計を開始した13年以降で初めて40件を上回ったという。特に「求人難」(前年度8件)、「人件費高騰」(同3件)がそれぞれ16件へと大きく増加した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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