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プラスA、国内導入進むt-sortの仕分け機能を実演

2024年4月11日 (木)

イベントプラスオートメーション(東京都江東区)は、10日から12日までインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されている「第5回 関西物流展」において、物流現場の自動化ソリューションを出展、デモンストレーションでその機能を紹介している。

▲デモンストレーションの様子

同社の目指す物流現場の効率化は、シングルピッキングからトータルピッキングへの転換を進めることで、物流現場の作業生産性を高め、作業負荷やヒューマンエラーの削減を目指すもの。同社では「t-sort3D」と、「t-sort」2つのロボットソリューションで、物流現場に求められる作業効率化と省人化に対応する。

t-sort3Dは、トレイラックと仕分けシューターで構成され、店舗別仕分けや返品仕分けに対応した次世代型ソーティングロボット。トータルピッキングした物品を、バーコードスキャンするだけで正確に素早く仕分けできる。小さなスペースでも設置可能で、入荷と出荷どちらの工程でも活用できる。今回、シューターでの仕分けをより丁寧に実行できる、ワレモノ対応のシステムも初出展し、より幅広い商材へと活用領域を広げる。

▲「t-sort cbシリーズ」の展示

また、重量物の仕分け用には仕分けAGV(無人搬送車)t-sortを用意し、入荷、出荷工程での自動仕分けに対応、最大積載重量30キロの荷物の搬送・仕分けも可能となっており、こうした同社の自動仕分けソリューション導入によって、トラック待機時間を120分から20分に、作業スタッフ数を7人から3人にまで削減、求められるトラックの荷待ち時間削減に大きく貢献するとしている。

また、自動化機器導入のハードルを下げ、より多くの現場での活用が進むように、同社ではサブスクリクションによるテスト導入も促進。稼働までの期間が短く、拡張性にも優れるシステムの特性を生かし、現在140拠点以上、国内へのロボット導入数で4800台という実績に結びついており、ビギナーにとっても導入しやすい、現場効率化、自動化の提供によって、物流課題の解決を牽引していく。

猶予期間は終了、いよいよ問われる物流業界の本気

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LOGISTICS TODAY編集部
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