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富士ロジ・ネクスト、アパレル物流に仕分けロボ

2020年4月16日 (木)

アパレル物流自動化ロボットサービスを手掛けるプラスオートメーション(東京都港区)は16日、中国企業が製造する仕分けロボットシステム「t-Sort」(ティーソート)を富士ロジテック・ネクスト(静岡市清水区)のアパレル物流現場(神奈川県厚木市)に月額費用方式で提供開始したと発表した。

▲富士ロジテック・ネクストの現場

導入により、富士ロジテック・ネクストは仕分け作業エリアの課題だった天井空間の有効活用を実現、物流スペースの利用効率を高めた。

具体的には、ロボットを中量ラック天板上で稼働させることで、ピッキングエリアとソーティングエリアを組み合わせて保管容量と生産性をともに高めて定量的な効果をえた。災害などで思うように人手を確保できない場面でも、安定した稼働で物流を支えることを期待しているという。

プラスオートメーションは、ティーソートの活用方法について「プラスチックパレットをソーティングロボットの走行ステージとすることで、より安価でよりスピーディーに物流現場へ導入することも可能」だと説明している。

▲プラスチックパレットをソーティングロボットの走行ステージとした例(出所:プラスオートメーション)