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近畿経済圏23年度貿易、輸出入ともに3年ぶり減少

2024年4月19日 (金)

調査・データ大阪税関が17日発表した、2023年度の近畿経済圏貿易概況(速報)によると、輸出は前年比3.2%減の21兆429億円、輸入は同12%減の18兆4590億円と、いずれも3年ぶりにマイナスに転じた。差し引き2兆5838億円の輸出超過。

輸出では、「建設用・鉱山用機械」(9.9%増)、「医薬品」(11.8%増)がアメリカ向けを中心に増加した一方で、「鉱物性燃料」(58.6%減)や「半導体等電子部品」(8.8%減)が減少した。

輸入では、「石油製品」(36.6%増)は増加したものの、「原油及び粗油」(49%減)、「天然ガス及び製造ガス」が大幅に落ち込んだ。

アメリカ向け輸出は2.9%増の3兆5764億円と過去最高を記録。品目では「建設用・鉱山用機械」(18.5%増)や「半導体等製造装置」(78.4%増)が伸長した。一方、輸入は2.2%減の1兆7163億円と3年ぶりのマイナスとなり、「有機化合物」(42.8%減)などが低調だった。

そのほか、対EUでは、輸出が5.2%減の2兆1528億円、輸入が10.7%減の1兆9869億円。中国を含むアジアに対しては輸出が5%減の13億882億円、輸入が6.8%減の10兆7966億円と、いずれも輸出入ともにマイナスとなった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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