M&AAPモラー・キャピタル(デンマーク)は17日、運用する新興国インフラファンドとモロッコ向けファンドを通じ、モロッコの物流会社グロベックス・インヴェスティスマンの過半数株式を取得する契約を締結したと発表した。取得完了には、モロッコ競争評議会による企業結合審査など所定の条件を満たす必要がある。取得額は公表していない。
グロベックスは、モロッコで国際エクスプレス、道路貨物輸送、フォワーディング、通関業務を手がける。創業者兼CEOのオマル・エル・カディリ氏は買収後も経営に残り、既存の経営陣とともに事業を継続する。
APモラー・キャピタルは、北アフリカでの物流投資を重点分野の一つに位置付けており、今回の投資を通じてグロベックスの事業拡大を支援する。あわせて、太陽光発電を活用した物流拠点やEV車両の導入、CO2排出量の可視化ツールなどを活用し、物流事業の脱炭素化も進める方針だ。
APモラー・キャピタルは2026年2月、モロッコの輸送・物流分野に特化した「APM Capital Morocco Fund」を設立。国際エクスプレス、3PL、航空貨物ハンドリング、低温物流などを投資対象としており、今回のグロベックスへの出資も、同ファンドを通じたモロッコの輸送・物流分野への投資となる。
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