サービス・商品プードゥ・ロジスティクス(中国)は18日、AI(人工知能)ネイティブのパレット搬送ロボット「PUDU MP2000」を発表した。最大積載量は2トンで、倉庫や物流施設、製造現場でのフロア間の自律的なパレット搬送を想定する。大規模な設備改修などを抑え、既存の物流オペレーションに導入しやすい標準化されたロボットとして展開する。
MP2000はマルチセンサーナビゲーションやエッジインテリジェンス、AI(人工知能)を組み合わせた。専用リフレクターやQRコードなどを設置せず、作業環境のマッピングと搬送フローの設定が可能という。導入時のインフラ整備や調整作業を軽減し、物流事業者では荷量などの変化に応じてロボットの稼働能力を拡張できるとしている。

▲パレット搬送ロボット「PUDU MP2000」(出所:Pudu Robotics)
パレットについては片面使用型や単面型などの標準規格に加え、非標準の搬送物にも対応する。AIを使って保管場所の空き状況や荷物の位置を認識し、パレットの位置ずれを補正する。荷物の大きさや形状もリアルタイムで評価し、通行に必要な空間を判断することで、狭い場所での走行精度向上を図った。
荷役作業ではフォークの差し込みを20秒で完了できるとしており、高頻度のパレット搬送を効率化する。3D LiDARや深度カメラなどを搭載し、低い位置や頭上を含めた障害物を検知する。人や設備が移動する物流現場でも動的な障害物に対応する。
複数台での運用にも対応し、各ロボットが独立して判断しながら、車両群として搬送タスクを協調する。外部ネットワークに接続できない環境でも協調運用を継続できるという。プードゥは既存のTシリーズAMRと組み合わせ、荷役エリアや倉庫、ラインサイド、生産現場までを対象に、物流自動化の対応領域を広げる。
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