ロジスティクスジェンフラット・ホールディングス(米国)は17日、グループ・グローバル・ワン(ベトナム)とベトナムで折り畳み式海上コンテナの90日間の商用試験を実施する契約を締結したと発表した。東南アジアで拡大するコンテナ物流を対象に、空コンテナの保管や取り扱い、回送に伴う負担の軽減効果を検証する。
試験では、ジェンフラットが40フィート・ハイキューブ型の折り畳み式コンテナ8個と、コンテナを折り畳み・展開する専用装置「Gennie」2台をグループ・グローバル・ワンに提供する。実際の商業環境で貨物の保管や輸送に使用し、運用面と経済面の効果を評価する。
ジェンフラットのコンテナは、空の状態で折り畳むことができ、折り畳んだ4個を従来型の空コンテナ1個分のスペースに収容できる。ベトナムでは輸出入量が急増する一方、空コンテナの需給不均衡や港湾混雑が課題となっている。ジェンフラットは折り畳み式コンテナにより、空コンテナの保管や取り扱い、回送に伴うコストや運用負担の軽減を目指す。
グループ・グローバル・ワンはベトナム・ホーチミン市などでICDフック・ロン・ポートを含む物流資産を保有・運営している。同社は長期的に海運事業者などと連携し、東南アジア全域へのジェンフラットコンテナの展開を計画している。
両社は10月、ホーチミン市で折りたたみ式コンテナの実演を行う予定だ。海運会社、物流企業、政府関係者、港湾事業者などが参加し、ジェンフラットの技術を紹介する。ジェンフラットはベトナムでの試験を通じ、折り畳み式コンテナによる空コンテナの保管、輸送、回送の効率化効果を検証する。
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