国際ダイムラー・トラック(ドイツ)は17日、メルセデス・ベンツ・トラックのEV(電気自動車)トラック「eActros 600」(イーアクトロス600)をコンタルゴ(ドイツ)とレモンディス(ドイツ)に納入すると発表した。
コンタルゴは、同国南部のヴェルト・アム・ライン港と、さまざまな積み下ろしポイント間のコンテナ輸送に同EVトラックを使用し、当初は同社ターミナル内の急速充電ステーションで充電。将来的には、自社の車両基地に独自の充電インフラを設置するという。同社はドイツ国内に大型EVトラック向けの民間充電ネットワークを構築しており、18か所・90の充電ポイントを有している。レモンディスは、同国西部のケルンで同EVトラックを使用し、バッテリー電気による長距離輸送のための高性能充電インフラの構築と運用を図る。
同EVトラックは、600キロワット以上の高性能バッテリーと、同社が開発した効率的な電気駆動アクスルにより、中間充電なしで500キロの航続距離を達成。バッテリ充電においては、最大400キロワットのCCS充電に加えて、将来的にはメガワット充電(MCS)もオプションとして利用可能になり、その場合、出力約1メガワットの充電ステーションで30分ほどで20~80%を充電できる。
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