調査・データ新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は22日、委託事業「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」での成果をもとに、日本無線と三菱総合研究所が取りまとめた、無人航空機の衝突回避技術に関する国際標準化機構(ISO)の技術報告書が公開された、と発表した。公開日は15日。
ドローンと呼ばれる小型から中型の無人航空機は、すでに農業や災害時の物資運搬などの分野で実際の利用や、今後の期待が広がっている。一方で、ほかの航空機との衝突をどのように回避するかが無人航空機の安全利用における喫緊の課題になっている。
NEDOは、2017年度から無人航空機の衝突回避技術の開発を始め、21年度までにさまざまな実証実験を行い、複数の成果を公開してきたという。
今回、公開された技術報告書では、搭載したレーダーと光学センサー(カメラ)を備えた機体による衝突回避システムの手順について説明している。衝突回避のモデリングとシュミレーションから、ハードウエアやソフトウエアを試作搭載した飛行試験へとステップアップするテスト方法などを解説している。
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