ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ANA国際線貨物売上は半減、半導体など需要減退で

2024年4月30日 (火)

調査・データANAホールディングスが26日発表した、2024年3月期決算によると、航空貨物事業は国際線の売上高が前年比49.5%減の1555億円と半減するなど低調だった。

重量ベースでは同15.6%減の67万9797トン、有効貨物トンキロは4.4%減の63億1627万トンキロだった。。北米‐アジア・中国間の需要取り込みに努めたが、半導体・電子機器や自動車関連など主要産業のマーケット需要が減退したことから輸送重量、売上高ともに落ち込んだ。

国内線貨物の売上高は6.8%減の224億8500万円、重量ベースでは11.9%減の93万2880トン、有効貨物トンキロは0.2%減の80億399万トンキロだった。

次期は、国際線貨物における主要産業のマーケット需要の回復を見込んでおり、ことし7月1日には日本貨物航空(NCA)を完全子会社化を予定するなど、国際航空貨物輸送の需要拡大を見込む。国内線では、旅客定期便の空きスペースを利用することで航空貨物の利用拡大を図るとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com