ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

新東名でトラック自動運転技術実証、ティアフォー

2024年5月2日 (木)

サービス・商品オープンソースの自動運転ソフトウエア開発を手掛けるティアフォー(名古屋市中村区)は2日、高速道路トラック向け自動運転システムの基本機能を開発し、新東名高速道路での走行実証に投入すると発表した。

同実験では、自動運転ソリューションを展開するdriveblocks(ドイツ)の技術を活用し、長距離・広域の高速道路環境に対応するため、高精度地図を必要としない認識技術を導入する。同技術の有効性はオーストリアとイタリア間に位置するブレンナー峠など、走行難易度の高い環境で実証されており、国内でも新東名高速道路を想定したテストコースやシミュレーション環境での検証が進んでいる。両社の技術統合により、高速道路の工事や新設区間など、高精度地図の未整備や最新データの未反映がある場合でも、冗長性と安全性の高い自動運転の実現が可能になる。

ティアフォーとdriveblocksは、高速道路の一般的な状況だけでなく、衛星測位システムが利用できないトンネルや低照度の環境など、さまざまな状況下で時速100キロでの正確な認識機能の動作検証や走行車線のモデル作成を完了させ、リファレンスデザイン(参照設計)として提供。ティアフォーは、高速道路トラックが合流車両や障害物などの周囲を認識し安全に走行するための、物体検出機能の向上にも注力している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com