調査・データ日新が9日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比12.5%減の1699億3400万円、営業利益が同36.1%減の80億7300万円、最終利益が17.9%減の86億4900万円と減収減益だった。
物流事業全体では、売上高が13.9%減の1615億4100万円、営業利益は43.4%減の66億9800万円だった。日本では、航空貨物や海上貨物は伸び悩んだが、倉庫業務は堅調に推移した。
アジアでは、全体的に自動車関連貨物の取り扱いの回復が遅れるなど低調な動きとなった。中国では、景気回復の遅れの影響などにより海上・航空貨物の取り扱いが低調となり、価格競争の激化などで収益性が低下した。
米州では、各国で自動車関連貨物の取り扱いが堅調に推移し、メキシコでは自動車関連が回復傾向を見えた。欧州では、総じて荷動きの低調が続き収益は伸び悩んだ。
24年3月期通期業績は、売上高が7.7%増の1830億円、営業利益が同12.7%増の91億円、最終利益が19.1%増の103億円。
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