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商船三井、冷凍冷蔵倉庫開発事業に参画

2024年5月13日 (月)

拠点・施設商船三井は10日、同社の東南アジア・大洋州地域統括会社 MOL(シンガポール)において、鹿島建設のシンガポール現地法人カジマ・デベロップメントがシンガポール西部のジュロン地区で進める新規冷凍冷蔵倉庫開発事業に参画し、同社と共同事業契約を締結したと発表した。

▲完成イメージ図(出所:商船三井)

同事業による開発は、港湾施設や主要高速道路インターチェンジ(IC)から至近距離で、シンガポール政府関連公社認定の食品加工許可地帯「フードゾーン」内で行われる。保管貨物に応じた温度設定が可能で、一部に完全自動倉庫エリアを導入するなどの高機能大型冷凍冷蔵倉庫だ。省エネ型冷却機器の採用や、屋上階に太陽光パネルを設置するなど環境にも配慮している。

同社は現在、冷凍冷蔵倉庫事業を国内2拠点(神奈川県川崎市、大阪府大阪市)、海外1拠点(タイ)で展開しており、今回の事業投資によって、アジアなどの経済発展が見込まれる地域を中心に冷凍冷蔵倉庫事業の投資拡充を目指す。

「物件概要」
敷地面積:1万9000平方メートル
延床面積:4万7495平方メートル
構造:5階建て
対応温度帯:常温・定温(24度)、冷蔵(4度~7度)、冷凍(-25度~-27度)
特徴:最大8万パレット収容可能、大型冷凍自動倉庫と仕分けマテリアルハンドリング完備、最大5500平方メートルの太陽光発電パネルを設置
完成:2025年12月末

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LOGISTICS TODAY編集部
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