フードトランコムと丸紅ロジスティクス(東京都千代田区)は13日、両社が事務局を務める菓子標準パレット化促進協議会で、「菓子物流におけるパレット標準化ガイドライン」を改訂したと発表した。
今回のガイドラインは、2022年2月に初版が発行された「菓子物流(スナック菓子・米菓)における標準パレット化ガイドライン」を基に、パレット利用の拡大の一環として、メーカー、卸売業における「検品レス」運用の業務指針内容を更新・整理したもの。
納品におけるドライバーの作業時間削減と、卸センターでの円滑な荷下ろし・格納を目的に、メーカーに対しては出荷・積み込み、納品、受領管理、納品時瑕疵対応の4業務について、卸に対しては発注、納品、納品時瑕疵対応、入荷格納の4業務について、それぞれ実施基準を定めた。

▲ガイドライン対象部分(出所:トランコム)
菓子物流ではばら積み輸送が常態化し、ドライバーの荷役作業の増加や待機時間の長時間化が課題となっていることから、これらの解決を目指し、菓子標準パレット化促進協議会が設立された。製造業8社に卸売業4社、物流業6社、レンタルパレット業3社の21社が参画している。
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