調査・データセイノーホールディングスが13日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比1.8%増の6428億1100万円、営業利益が同17.9%減の234億300万円、最終利益が23.4%減の145億6100万円と、増収も大幅減益となった。
輸送事業の売上高は0.9%減の4702億3700万円、営業利益は30.2%減の152億7300万円。主力の特積み輸送では、新規に主の開拓の開拓など取扱貨物量の確保に努めるとともに、長距離・高重量帯を中心に適正運賃収受に努めた。
中核会社の西濃運輸は、関連会社を吸収合併して運行便の効率化を加速させ、中継拠点や集約拠点の見直し、低積載の解消、取扱貨物量を意識した運行体制の構築などを図った。トナミ運輸とは、金沢市や愛知県岡崎市での共同配送を開始した。
25年3月期の通期業績は、売上高が2.5%増の6587億円、営業利益が32%増の309億円、最終利益が33.2%増の194億円と、大幅な増益を予想している。
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