調査・データ京極運輸商事が15日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比3.6%減の84億1400万円、営業利益が5.2倍の3300万円、最終利益が18.3%増の7300万円と、減収増益となった。
国内輸送事業は、売上高が4.4%減の36億200万円、営業利益が7.8%減の2億2400万円。国内品の需要減や、化学品輸送量が大幅に減少した。国際物流事業は、売上高が13.9%減の6億3600万円、営業利益が5%減の1億4400万円。化学品を中心とする輸出貨物の取扱量が大きく減少した。
そのほか、ドラム缶・ペール缶事業は、売上高が1.3%増の23億5000万円、営業利益が30.2%増の1900万円と増収増益。エネルギー事業、タンク洗浄事業でも増益となった。
24年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前年比3.2%減の84億4900万円、営業利益が同7.8倍の4900万円、最終利益は14.6%増の7100万円としている。
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