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行政・団体北陸信越運輸局は21日、3社に対して行政処分を行ったことを発表した。
車両停止処分が下された2件では、いずれも2024年問題の焦点となる労働時間や働き方に関わる、乗務時間等告示の順守違反、1か月の拘束時間及び休日労働の限度に関する違反があった。また、3件すべてで日常的な業務に関わる点呼の実施違反、点呼の記録違反があった。
車両停止以上の処分の内容は以下の通り。
■サポート・本社営業所（富山県高岡市）
・行政処分等の内容：車両停止（100日車）、文書警告
・違反行為の概要：乗務時間等告示の順守違反、1か月の拘束時間および休日労働の限度に関する違反、疾病、疲労等のおそれのある運行の業務、点呼の実施違反、点呼の記録違反、業務の記録違反、運行指示書および写しの保存義務違反、運転者等台帳の作成なし、運転者等台帳の記載不備、運転者に対する指導監督義務違反一部不適切、運転者に対する指導監督義務違反一部記録なし、運転者に対する指導監督義務違反記載不備、運行管理者に対する指導監督義務違反
事業者点数：10、営業所点数：10
■ シコクセイカ高速・長野支店（長野市）
・行政処分等の内容：車両停止（50日車）、文書警告
・違反行為の概要：乗務時間等告示の順守違反、1か月の拘束時間および休日労働の限度に関する違反、点呼の実施違反、点呼の記録違反、乗務等の記録違反、運行指示書の記載不備
事業者点数：5、営業所点数：5
