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丸和、生鮮食品物流実証でドライバー拘束時間削減

2024年5月24日 (金)

(出所:AZ-COM丸和ホールディングス)

ロジスティクスAZ-COM丸和ホールディングスは23日、同社グループ会社で3PL事業を提供する丸和運輸機関が、生鮮食品物流において効率的な共同物流と安定供給の実証実験を行い、一定の成果を得たことを発表した。

同実証では、熊本大同青果を産地とし、関西地区のスーパーマーケットへの生鮮食品配送を共同化。現在は小売業ごとに産地からの配送が実施されているものを、産地で複数の小売業の生鮮食品を丸和のトラックに集約し配送の共同化を図った。これにより、配送ドライバーの拘束時間を25%削減した。

また、関東エリア内の卸売市場から小売業への積み荷を共同化した。現在卸売市場ごとに小売業への配送が実施されているものを、複数卸売市場の積み荷を丸和に集約し、小売業への配送を共同化した。これにより、配送ドライバーの拘束時間20%削減につながった。

生鮮食品のモーダルシフトを実現するための配送実証においては、熊本大同青果から関東エリアの丸和物流センターへの配送を、現在のトラック輸送から、丸和通運が所有するクールコンテナを活用した鉄道輸送に変更。配送ドライバーの拘束時間を80%削減した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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