調査・データ物流デベロッパーのジョーンズ・ラング・ラサール(JLL、東京都千代田区)はこのほど、福岡の物流マーケットサマリーを発表した。報告によると、2024年第1四半期の福岡の物流施設市場は需要が堅調で、空室率も低い水準にあるという。新規供給もあったが、需要がそれを上回る形で、マーケット全体の賃料が上昇している。
同期の新規供給は13万2000平方メートルで、ストックは141万平方メートルと前期比で10%上昇。一方で、空室率は5.5%となり、前期比で3.3ポイント低下したが、前年比では3.3ポイント上昇した。
福岡の物流施設の賃料は1坪当たり月額3441円となり、前期比で2.7%、前年比で4.1%の上昇を記録した。今後の見通しとして、大型物件が供給されるなかでも高稼働率が続き、空室率は低下すると予想されている。建築コストの上昇に伴い、新規供給物件の賃料も上昇が見込まれるという。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部 メール:support@logi-today.com