荷主アマノ(横浜市北区)は29日、小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」(ハピボット)のバッテリーを、リチウム式に変更すると発表した。今回の変更で、1日当たりの清掃可能面積は6000平方メートルと従来の2000平方メートルから3倍に増加し、生産性が大幅に向上するという。

▲HAPiiBOT(出所:アマノ)
従来の鉛液式バッテリーでは、充電に10時間を要していたが、リチウムイオンバッテリーでは4時間に短縮される。これにより、1日当たりの稼働時間が延長され、1日3サイクル(計6時間)の稼働が可能となる。
さらに、リチウムイオンバッテリーへの変更により、バッテリー液の補充作業が不要となり、メンテナンスの負担も軽減される。また、バッテリーの寿命も1.5年(400サイクル)から5年以上(3000サイクル)に延長されるため、バッテリー交換の手間も減らすことができる。
同社は新バッテリーの採用により、ハピボットが広大な清掃エリアへの対応が可能となったため、大型商業施設や物流倉庫などでの利用を推進するという。販売開始は6月6日、出荷開始は7月1日を予定しており、販売価格は390万円。
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