荷主豊田自動織機は29日、エンジン式フォークリフト「GENEO」(ジェネオ)とバッテリー式フォークリフト「GENEO-B」、「GENEO-E」の一部車両に関する改善対策を国土交通省に届け出たと発表した。これに伴い、対象となる車両の所有者には、販売店から直接連絡し、無償での点検・修理が行われる予定だ。
今回の改善措置の対象となる車両は、車両銘板へのタイヤ空気圧および許容荷重の打刻データに不備が見つかったものだ。この不備により、タイヤ空気圧を銘板通りに調整するとタイヤの負荷率が増加し、許容荷重については想定を超える荷重を積載する恐れがある。対策として、全車両に対し正しい値を打刻した銘板への交換が行われる。
対象となる車両の型式と製作期間は以下の通り。
・トヨタ「GENEO」
型式:EBT-8FGL18/車台番号:8FGL18-12308~8FGL18-84310/製作期間:2007年9月27日~2022年11月29日/台数:10台
・トヨタ「GENEO」
型式:YDN-A8FDL18/車台番号:A8FDL18-61217~A8FDL18-61224/製作期間:2015年7月22日~2015年7月23日/台数:2台
・トヨタ「GENEO」
型式:YDN-A8FD25/車台番号:A8FD25-75969/製作期間:2020年2月14日/台数:1台
・トヨタ「GENEO-B」
型式:ZAF-8FBL25/車台番号:8FBL25-14135/製作期間:2023年6月9日/台数:1台
・トヨタ「GENEO-E」
型式:ZAF-8FBE13/車台番号:8FBE13-10031~8FBE13-10724/製作期間:2016年2月23日~2023年3月30日/台数:46台
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