ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

豊田自動織機、排ガス不正でフォーク7万台リコール

2023年4月11日 (火)

行政・団体豊田自動織機は11日、ディーゼルエンジン式フォークリフトの排出ガス性能を確認する試験で不適切な行為が見つかった問題を受け、2014年10月27日から23年3月16日までに生産した「GENEO」(ジェネオ)と「ショベルローダ」の2車種、計7万2366台のリコールを国土交通省に届け出た。対象の車両は、経年劣化により排出ガス中の粒子状物質(PM)が規制値を超過するおそれがある。

豊田自動織機は、対象となる全車両のエンジン制御コントローラーのプログラム修正を実施する予定で、使用者に対しては販売店からリコールの内容や点検・修理について直接説明するという。修正を実施した車両には、フロントプロテクターの前面に「No.5300」のステッカーが貼付される。

この問題は、ことし3月17日に明らかになったもので、豊田自動織機は同日付でフォークリフト3機種の国内出荷を自主的に停止すると発表していた。出荷再開の目安や特別調査委員会による原因究明、再発防止策については、これまでに明らかにされていない。

排ガス試験で推定値採用や部品交換、豊田織機

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com