NEDO、小型無人機の技術開発に着手

サービス・商品NEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構）は30日、先端的な重要技術の研究開発を進める「経済安全保障重要技術育成プログラム」の一環として「小型無人機の自律制御・分散制御技術」の研究開発に着手すると発表した。

同事業は三つのフェーズで構成され、第1フェーズでは以降のフェーズで実施する機体開発の開発項目を決定し、機体開発の方向性を定めるフィジビリスタディーを行う。第2フェーズでは初期型の機体開発、第3フェーズでは自律制御・分散制御ソフトウエアの技術を搭載した小型無人機を用いて設定したミッションを達成する実証実験を行う。

今回は第1フェーズのフィジビリティスタディーを開始し、第2フェーズで開発する初期型の機体開発に向けて、関係省庁などとの協議を通して、自律制御・分散制御技術の最先端技術のソフトウエアを搭載した、小型無人機のハードウエアの研究開発項目を決定する。また、国内外の先端技術の調査として、既存の小型無人機製品の解析や研究開発の動向調査を行い、競争力のある機体開発の方向性を定める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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