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積水化学、タイで樹脂生産の合弁会社を設立

2013年2月21日 (木)

アパレル積水化学工業は21日、タイで塩素化塩化ビニル(CPVC)樹脂の生産合弁会社を設立することに合意したと発表した。

米国ルーブリゾール社(オハイオ州ウィックリフ)と共同で、アジアにおけるCPVC製品の需要拡大を見込んで設立することにしたもので、将来的な生産拡大も視野に入れる。

インドを中心とする南アジアやASEAN、中東などで、住宅や工場などの建築物に使用されている配管材は、金属系からCPVC製への代替が進んでおり、CPVC樹脂の需要が毎年拡大、今後も堅調な伸びが期待されている。

合弁会社はことし後半に、タイのヘマラートイースタン工業団地(ラヨーン県マプタプット)で設立し、積水化学が51%を出資。来年末をメドに生産を開始する。当初の生産能力は年3万トンで、同じ敷地で6万トン程度まで増設する計画。