アパレル積水化学工業は28日、塩素化塩化ビニル樹脂(CPVC)の生産能力を増強すると発表した。
同社は、CPVCややポリビニルアルコール樹脂(PVA)の製造・販売を行う機能樹脂事業を展開しており、CPVCは主に耐熱配管材の原料として用いられているが、アジアで耐熱配管材向けにCPVCの需要が急速に拡大。
これに対応するため、山口県周南市の徳山積水工業で生産能力を増強することにしたもの。
建屋の増設と新設備の導入により、現在の年産3万3000トンから4万トンに生産能力を引き上げる。来年夏に完工する見通し。