環境・CSR東海電子は7日、同社の製品であるアルコールインターロック装置「ALC-ZEROII」をマイカーに取りつけた家族の事例を発表した。
同装置は、飲酒運転を防止するために設計されており、アルコールを検知するとエンジンがかからない仕組みだ。同社は法人向け販売をしていたが、2021年に千葉県で起きた飲酒事故をきっかけに個人向け販売も開始した。
今回の発表では、2組の家族に対するインタビューが行われ、導入の経緯や効果について詳しく語られた。家族の一例として、81歳の父親の飲酒運転を防止するために装置を導入したNさんの話が紹介された。Nさんは、父親の飲酒運転による事故を防ぐため、インターロック装置の装着を決意。導入後、父親の飲酒運転が減少し、家族の安心感が増したという。
また、三重県に住む別の家族もインタビューに応じ、同様の経験を共有した。彼らは、家族の安全を守るために装置を導入し、飲酒運転のリスクを大幅に減らすことができたと述べた。
さらに、東海電子は飲酒シミュレーションアプリ『飲酒ウォッチ』も開発し、無償配布している。このアプリは、飲酒量とアルコール血中濃度を計算し、飲酒運転のリスクを警告する機能を持つ。ユーザーはカメラ機能を使ってお酒のラベルを撮影するだけで、飲酒後の安全な運転開始時刻を把握できる。
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