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東海電子が飲酒運転できない中古車販売をスタート

2024年6月20日 (木)

環境・CSRアルコール検知システムや運行管理システムを開発・販売する東海電子(静岡県富士市)は20日、飲酒運転できない中古車の販売を7月1日から開始すると発表した。主に家族の飲酒運転に悩む個人向けに販売する。

飲酒運転できない中古車とは、エンジン始動時にドライバーの呼気中のアルコール濃度を計測し、規定値を超える場合には始動できないようにする装置「アルコールインターロック」を搭載している乗用車のことで、同社が調達した中古車に装置を取り付けて販売する。

2021年6月に千葉県八街市で飲酒運転死傷事故が起きた後、同社には家族の飲酒運転に悩む人たちから「アルコールインターロックを自家用車に装着したい」という問い合わせが増加。しかし、車に搭載可能かどうかを事前調査している間に購入を諦めてしまうケースが少なくないことから、購入時から装置が搭載されている中古車を販売することにした。

同社は7月から富士市内に中古車の販売センターを開設。購入希望者は同社のウエブサイトから問い合わせできる。また、「飲酒運転できないクルマ」を差別化や販売戦略として検討するディーラーにも協力するとしている。

■東海電子アルコールインターロック車両 富士販売センター

https://alcohol-interlock.com/contact/form/

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LOGISTICS TODAY編集部
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