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JR貨物、電気機関車製造へグリーンボンド発行

2024年6月10日 (月)

▲木まくらぎの鉄まくらぎへの取替工事例(出所:JR貨物)

財務・人事JR貨物(東京都)は7日、新たに発行するグリーンボンドを含む公募社債の条件を発表した。グリーンボンド発行総額は70億円で、利率は年1.228%、償還期限は2034年6月13日となっている。資金は主に電気機関車の更新・新製や老朽鉄道施設の取替えに充当される。具体的には、EF210形式直流電気機関車「ECO-POWER 桃太郎」の導入や木まくらぎの鉄まくらぎへの取替えが含まれる。

JR貨物は「グリーン社会の実現」や「物流生産性の向上」を掲げており、グリーンボンド発行により環境改善効果の高いプロジェクトを推進する。全国をつなぐ幹線物流鉄道ネットワークの強靭化と貨物駅の物流結節点機能の強化も目的としている。

このグリーンボンドは、2022年2月に策定されたグリーンボンド・フレームワークに基づいており、第三者評価機関である日本格付研究所(JCR)から評価を受けている。発行条件決定日は2024年6月7日であり、払込期日は2024年6月13日である。

また、同時に発行される第6回社債も発行総額70億円で、利率は年1.947%。

JR貨物は、貨物鉄道輸送が持つ環境特性と労働生産性に優れた輸送モードとしての特性を最大限発揮し、2050年カーボンニュートラルやSDGsの実現に貢献する方針である。

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LOGISTICS TODAY編集部
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