調査・データ東京商工リサーチは10日、2024年1月から5月の「人手不足」による倒産が118件に上ったと発表した。
前年同期比110.7%増で、2013年の調査開始以来初めて100件を超えた。特に一般貨物自動車運送業では14件と最多で、前年の11件から増加している。人手不足の要因として「求人難」が50件、「人件費高騰」が36件、「従業員退職」が32件と、いずれも過去最多を更新した。運輸業界は特にコストアップと労働時間規制の影響を受けている。
中小企業では賃上げや福利厚生の充実が困難で、業績回復が遅れると倒産が続く恐れがある。
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