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カネカ、豊岡工業団地でマイクログリッド発電実証

2024年6月12日 (水)

調査・データカネカ(東京都港区)は12日、豊岡中核工業団地でマイクログリッド事業を開始したことを発表した。

この事業は、カネカソーラー販売(大阪府大阪市)と伊藤忠商事(東京都港区)が設立した豊岡地域エネルギーサービス合同会社(兵庫県豊岡市)によって運営される。事業の背景には、2024年2月に豊岡市、関西電力送配電、関西電力、日本パワーファスニングと連携して行った災害時向けの地域マイクログリッド発動試験がある。この試験により、災害時に自立した電力供給が可能であることが実証された。

▲太陽光発電設備(出所:カネカ)

今回の事業開始により、既に稼働している太陽光発電事業や蓄電池事業による平常時の地域脱炭素サービスに加え、災害時にも各工場のライフラインや街灯インフラ、携帯電話基地局などへの電力サポートが可能となる。カネカは、この先進的な事業を通じて技術を深め、脱炭素に取り組む自治体や企業との連携を進め、適用範囲の拡大を図るとともに、自社の環境配慮製品を用いたトータルエネルギーソリューションで地域社会に貢献していくことを目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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