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凸版印刷、群馬県に新工場、包装材事業を強化

2013年2月22日 (金)
新群馬工場の完成予想図

新群馬工場の完成予想図

拠点・施設凸版印刷は22日、軟包装材を中心とする包装材事業を強化すると発表した。

建設中の新群馬工場(群馬県邑楽郡明和町)を国内外の軟包材生産拠点のマザー工場に位置づけ、最新鋭の設備を導入、生産能力の向上を図る。

食品やトイレタリー向けのほか、高い機能性が求められるヘルスケア製品など今後成長が見込まれる分野に向けて、包装材を供給していく。

新工場には、クリーンな生産環境と高い品質管理体制を導入。独自開発の透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」や「プライムバリア」を活用したハイバリア軟包材を、食品分野やヘルスケア分野、産業資材分野などに提供する。

また、軟包材と紙器・プラスチックなどとを組み合わせた複合容器の主要な基材生産を強化。これら新技術・新製品開発を積極化し、将来的には工場の敷地内に研究開発拠点を設置、研究開発と生産が一体となった効率的な生産体制を構築する。

■新群馬工場の概要
所在地:群馬県邑楽郡明和町大輪(明和第三工業団地内)
敷地面積:15万4000平方メートル
延床面積:6万9577平方メートル
着工:2012年11月
竣工:2014年3月
製造品目:包装材料
投資額:270億円