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凸版印刷、群馬県で包装材工場が竣工

2014年4月14日 (月)

拠点・施設凸版印刷は14日、ハイバリア軟包材を中心とした最先端の包装材製造拠点として「群馬センター工場」(群馬県邑楽郡明和町)を竣工した。国内需要に対応するほか、市場拡大が見込まれる海外の軟包材生産のマザー工場に位置付けて供給体制を強化する。

群馬センター工場の竣工により、関東圏の生産体制を強化するとともに、全社の包材生産拠点のマザー工場として包装材の安定供給につなげる。同社が独自に開発した透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」を活用したハイバリア軟包材を中心に、食品やヘルスケア、産業資材分野などに向け、製品を提供する。成長する海外市場に向けても新技術・新製品を提供することで、包装材事業の拡大を図る。

新工場では、最新の製造設備や在庫管理システムなど高度なFAシステムの導入により、生産性向上を図るとともに、表面加工技術や成型加工技術を活かし、素材開発から商品開発、生産まで一貫したパッケージビジネスを展開する。

■群馬センター工場の概要
所在地:群馬県邑楽郡明和町大輪667-1
敷地面積:15万3821平方メートル
建築面積:3万2389平方メートル
延床面積:6万8526平方メートル
竣工:2014年4月14日