サービス・商品常石造船(広島県福山市)は13日、同社グループの三井E&S造船(東京都港区)、三井造船昭島研究所(東京都昭島市)と共に、新たな省エネデバイスである硬翼帆を商品化すると発表した。
硬翼帆は、風を受けても変形しない翼形状の帆のことで、自然エネルギーである洋上風を利用して推進力を発生させ省エネ効果を得る補助推進装置。同硬翼帆は最小限の改造で既存船に設置可能で、格納可能な起倒式硬翼帆の実現を見据えて、硬翼帆の形状、配置、制御システムに関わる検討と設計を行い2026年に実船搭載し、27年に商品化する。

▲硬翼帆のイメージ(出所:常石造船)
常石造船は開発プロジェクト全体の取りまとめと装置設計から製造を行い、三井E&S造船は制御システムと帆形状の検討を実施、三井造船昭島研究所は開発された硬翼帆について流体解析(CFD解析)などを用いた性能評価を実施する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com