ヒガシ21が人材派遣のネオコンピタンスを子会社に

M&Aヒガシトゥエンティワン（ヒガシ21）は14日、人材派遣業を手掛けるネオコンピタンス（東京都千代田区）の全株式を取得し子会社化すると発表した。株式の譲渡は今月25日の予定。同社は安定的な人材確保を図ることで、さらなる事業拡大につながると判断した。

ネオコンピタンスは2000年7月の設立で、資本金1000万円。2024年3月期の売上高は20億1300万円で、純利益は公開していない。埼玉県を中心に人材派遣業を展開し、倉庫内作業や配送作業、製造・工場内作業のほか、事務作業やイベント事業、営業などに人材を派遣している。

ヒガシ21では同社グループが首都圏エリアで展開する3PL事業やオフィスサービス事業、ビルデリバリー事業などでの安定的な人材の確保にプラスになるとともに、ネオコンピタンスにとっても、派遣スタッフの就労先の安定や拡大によるメリットが見込めると判断した。

また、ネオコンピタンスの完全子会社のネオコム社は、孫会社となる。ネオコム社も人材派遣業で、2022年9月の設立。2024年3月期の売り上げ高は6200万円だった。

ヒガシ21は、今回の株式取得による今期の連結業績への影響は軽微だとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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