セイノーHD、三菱電機ロジスティクスを子会社化

ロジスティクスセイノーホールディングス（HD）は18日、三菱電機が保有する三菱電機ロジスティクス（東京都中野区）の株式66.6％を取得する契約を締結したと発表した。この取引により、三菱電機ロジスティクスはセイノーHDの連結子会社となり、三菱電機の持分法適用会社となる。取引完了は10月1日を予定している。

セイノーHDは、三菱電機ロジスティクスの持つ半導体や精密機械の輸送に関するノウハウを吸収し、特殊輸送やロジスティクスセンターの運営を強化することで、エレクトロニクス領域への対応力を高める。また、三菱電機は、セイノーHDの輸送インフラやネットワークを活用し、調達から販売までの物流を効率化することで安定的な供給網の確立を目指す。

セイノーHDは、2023年6月に策定した「中長期の経営の方向性〜ありたい姿とロードマップ2028〜」の中で、エレクトロニクス・ソリューション事業部、オートモーティブ・バッテリー物流事業部、ヘルスケア・ソリューション事業部を「3つの注力分 野」と位置付けている。

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