環境・CSR全日本トラック協会(全ト協、JTA)は、トラック運送事業者向けに「CO2排出量簡易算定ツール」を提供開始した。このツールは、各事業者が自社のトラックのCO2排出量を簡易に算定し、具体的な環境対策を講じるためのものである。トラック運送業界の環境ビジョン2030の一環として開発され、排出量の把握を通じて2050年のカーボンニュートラル達成を目指す。
このツールは3つのステップに分かれ、事業者の持つデータの種類や精度に応じて使い分けることができる。具体的には、燃料別の排出量係数を最新情報に基づいて更新し、電気使用量のCO2排出量を算出することが可能である。Ver.2およびVer.3の使い方マニュアルと帳票フォーマットが提供されており、事業者は自社に適したバージョンを選んで使用できる。
JTAはこのツールの普及を通じて、トラック運送業界全体の脱炭素化を促進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。詳細およびツールのダウンロードは公式ウェブサイトで確認できる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com