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ロジスティードと鴻池、コンテナRUで物流環境表彰

2024年6月21日 (金)

認証・表彰ロジスティード(東京都中央区)は21日、日本物流団体連合会(物流連)主催の第25回物流環境大賞で、2社間ラウンドユースによるCO2排出量削減への取り組みが特別賞を受賞したと発表した。取り組みはロジスティードとグループ会社のロジスティードエクスプレス(同)に加え、鴻池運輸、クラベ、ユニ・チャームが共同で実施した。

従来はクラベは鴻池運輸などとともに海外からの資材輸入を、ユニ・チャームはロジスティードエクスプレスとともに製品の海外輸出をそれぞれ実施していたところ、今回の取り組みでは、クラベ都田北工場で荷下ろしが終わった空コンテナを、ユニ・チャーム掛川DCまで転送し、製品の輸出に転用するというもの。

取り組みでは、既存の輸入・輸出作業体制を維持しつつ、海外でのコンテナのコンディションチェック体制を構築することで、日本からの輸出時のコンテナ品質を担保。船舶スケジュールに合わせ、クラベ都田北工場での荷卸しから空コンテナの転送、ユニ・チャーム掛川DCでの積み込み、港への搬入までのスケジュールを関係者間で綿密に調整する体制を構築し、2社間でのオンタイムラウンドユースを実現した。

(クリックして拡大、出所:ロジスティード)

この結果、年間のCO2排出量を従来比で最大35%(41.04トン)削減し、年間のドライバーの運転時間は従来比で最大38%(1140時間)削減したという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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