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日立物流、物流環境大賞で「先進技術賞」に選定

2022年7月6日 (水)

認証・表彰日立物流は6日、日本物流団体連合会主催の「第23回物流環境大賞」で、住友精化とユニ・チャームプロダクツ(愛媛県四国中央市)、井本商運(神戸市中央区)、日立物流グループのバンテック(横浜市神奈川区)と共同で取り組んだ「海上コンテナ転用による資材国内輸送と同一コンテナでの製品輸出で環境負荷低減に貢献」が「先進技術賞」を受賞したと発表した。

住友精化の姫路工場とユニ・チャームプロダクツの九州工場の間における原材料輸送は全行程をトラックを活用しており、将来にわたるトラックドライバーの安定確保と環境負荷の低減に取り組む必要があった。

そこで、神戸港・門司港間で内航船活用による輸送へモーダルシフトすることにより、トラックの長距離輸送をなくすことによる安定輸送の確保とトラックドライバーの負荷軽減、CO2排出量の削減を実現。輸出用の海上コンテナを国内輸送に転用することで、輸送車両の大型化により運行回数を削減し、輸送の効率化を図った。さらに、輸出製品積み込み作業に自動バンニングマシンを導入し、作業時間を削減した点が評価された。

▲「海上コンテナ転用による資材国内輸送と同一コンテナでの製品輸出」取り組みの全体イメージ(出所:日立物流)