行政・団体環境省は24日、横浜港南本牧ふ頭において要緊急対処特定外来生物であるヒアリが確認されたと発表した。19日に実施された全国港湾調査の際、およそ60個体のヒアリが発見された。環境省は即座に横浜市と連携し、周辺地域の詳細な調査と防除活動を開始。発見地点周辺のコンテナヤードなどの点検が行われ、ヒアリの繁殖を防ぐための対策が進められている。
ヒアリは南アメリカ原産の侵略的外来種であり、その強力な毒性から人間や生態系に重大な影響を及ぼす可能性がある。国内での発見例はこれまでに複数回あり、環境省は全国的な調査と防除活動を強化している。特に港湾や物流施設は、ヒアリの侵入リスクが高いため、定期的な点検と迅速な対応が求められている。
今回の発見により、環境省は全国の港湾管理者や関連事業者に対して、ヒアリの発見時には速やかに報告し、適切な防除措置を講じるよう呼びかけている。市民にも、ヒアリに遭遇した場合には触れずに専門機関に報告するよう注意喚起を行っている。
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