環境・CSR日本郵船は26日、インドネシア国営石油・ガス関連企業プルタミナの海運子会社ペルタミナ・インターナショナル・シッピング(PIS)と、液化二酸化炭素(LCO2)と液化天然ガス(LNG)輸送分野での協業と、船舶管理会社の共同設立に関する覚書を締結したと発表した。
同社は、低・脱炭素化社会の実現に向けて将来的な需要拡大が見込まれるLCO2とLNG輸送の分野で、PISとの協力体制を築くとともに、船舶管理会社の共同設立を通じて海上輸送の安定化と同国の雇用創出に寄与する。
インドネシアは東南アジアで最大規模の石油・天然ガスの産出国であると同時に、CO2の貯留拠点の建設に積極的に投資しており、同国政府は周辺地域からのCO2埋め立て需要を呼び込むことでアジア最大の貯蔵拠点となる構想を掲げている。LCO2船は、液化したCO2の貯留と、利用拠点までの輸送を担い、生産・消費の拡大が見込まれるLNGと合わせて需要拡大が見込まれている。
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