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共同印刷、茨城・守谷工場に医薬・産業資材棟が完成

2010年11月5日 (金)

メディカル共同印刷は5日、5月から建設を進めていた守谷工場(茨城県守谷市)の医薬・産業資材棟が完成したと発表した。投資額は19億円。

 

今回完成した医薬・産業資材棟(5号館)は、医薬品、医薬部外品の製造管理、品質管理の基準であるGMPを意識した、高水準な衛生環境と最先端の製造設備を備え、医薬品包材の製造も可能な高機能資材の専門工場となっている。同社が独自開発した医薬品・半導体・電子部品業界向けの各種高機能資材を生産する。今月中旬から設備を導入し、本可動に向けた準備を進める。

 

現在、同社は医薬・産業資材分野に注力し、吸湿・吸着機能フィルム「モイストキャッチ」、水分を必要としない酸素吸収フィルム「オキシキャッチ」、発がんの可能性が指摘されるコバルト化合物を使わない湿度インジケーター「ヒューミジャッジ」など独自の開発製品の拡販を図っている。

 

■医薬・産業資材棟(5号館)の概要
建築延面積:5068平方メートル
建物概要:4階建て
着工:5月1日
建設日程:2010年10月31日
事業内容:医薬・産業資材向け高機能材料の生産
投資額:19億円