国際マン・トラック&バス(ドイツ)は1日、9月に行われるIAA(ドイツ国際自動車ショー)に先駆けたプレス向け内覧会を行ったことを発表した。内覧会はスイス・チロルで開催され、マンが製造する最新の電動、水素、ディーゼル駆動システムの全車種を展示。200人のジャーナリストがこれらのトラックを直接試乗し、トラック輸送の脱炭素化に向けた技術を体験した。新型のeトラックは100万以上の構成バリエーションを持ち、800キロメートルの連続走行が可能で、既に2000台を受注。水素燃焼エンジンhTGXも初公開された。
一方で、ディーゼルトラックも新しい効率化技術「パワーライオン(Power Lion)」を搭載し、燃費を3.7%向上させた。同社は2030年までにヨーロッパで登録されるトラックの半数をバッテリー電動車にする目標を掲げており、充電インフラの拡充を急務としている。
また、最新の安全支援システムを備えた新型MAN TGEバンも紹介された。これには、ドライバーの活動を監視し、緊急時に車両を停止させる「エマージェンシー・アシスタント(Emergency Assistant)」機能が含まれている。
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