郵船ロジ、ポーランド法人の大型物流拠点が稼働　

拠点・施設郵船ロジスティクス（東京都品川区）は2日、同社のポーランド法人Yusen Logisticsがポーランド南西部の都市ブロツワフに大型のロジスティクスセンターを新設し、6月18日から稼働を開始したと発表した。

（出所：郵船ロジスティクス）

開設されたロジスティクスセンターは、倉庫面積4万4000平方メートルで、一般消費財や自動車関連の貨物を扱う。フルフィルメントセンターを併設しており、ファッションや美容関連の商品など量販店向けの幅広い商品にも対応できる。中央ヨーロッパに位置し、高速道路へのアクセスも容易なことから、在庫管理、流通加工、配送手配などヨーロッパ域内の最適な物流拠点として期待できる。

また、郵船ロジスティクスグループは、2050年までに全てのサービスをネット・ゼロエミッション化するとの目標を掲げており、同センターでも太陽光パネルを利用した高効率な蓄電システムと省電力のLED照明を導入して、温室効果ガスの排出量を抑えた。さらに高い気密性に加え、排熱を利用した空調システムや高性能ヒートポンプを設置するなど環境に配慮した性能が評価され、建築物の評価システムBREEAM認証の最高評価「Outstanding」も取得した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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